ドッグランを楽しい場にするために
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ドッグランでは、リードを放して、走ったり遊んだり、本当に楽しそうですが、どんなワンコも、自由に楽しく遊べるかというとそうでもありません。
不特定多数のワンコが集まるため、ワンコ同士の相性もあります。
「私のワンコは大丈夫」と、ワンコを信頼している飼い主が多いものですが、どんなにトレーニングされたワンコであっても、ノーリードのワンコは飼い主のコントロールが効きにくく、ましてや初対面のワンコがいる場合、十分な注意が必要です。
ドッグランにお越しいただいた飼い主のかた向けに、ドッグランの使い方の要点をまとめてみましたので、是非ご一読ください。
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ドッグラン内へ「入りま〜す」の声がけを!
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ゲートに入ったら、ドッグラン内の人に「入りま〜す」と大きな声で、入ることを知らせましょう。
ドッグランに着いたばかりのワンコは緊張が高まっていますので、最初はリードにつないだまま中をゆっくり散歩して、雰囲気になじませ落ち着いた(平均5分程度はかかります)のを見計らってからリードを放しましょう。
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2
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迎える側も気をつけて!
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「入りま〜す」の合図があったら、中にいる飼い主は自分のワンコを必ずコントロール下におき、ゲートからワンコを遠ざけてください。
初めて会うワンコ同士は、性格もクセもわかりませんので、緊張が高まっています。
入ってくるワンコのにおいを嗅ぎに突進させることはやめましょう。
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3
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ワンコ同士の交流をスムースに!
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初めて会ったワンコに、いきなり大声で呼びかけたり、駆け寄ったりすると、こちらは親しくしているつもりの動作が、相手のワンコは威嚇されたと勘違いします。
警戒しているワンコには無理に近寄らず、リードにつないだ状態にして、向こうから寄ってくるのを待ってあげ、ワンコ同士がお互いに相手のにおいを嗅ぎながら確認する間、静かに見守ってあげます。
この時、しつっこく追い回したり、お互いの目線がにらみ合いの状態になった場合は危険ですので、双方ともワンコを遠ざけてください。
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4
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他のワンコと追いかけっこ・・・ほんとうですか?
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他のワンコを追いかけて「楽しい追いかけっこ?」でも、それは本当に「追いかけっこ遊び」でしょうか。
嫌がって逃げるワンコを追いかけ回したり、追い詰めてしまう行動は、犬の捕獲本能をかきたてられて興奮し過ぎてしまい、とても危険です。
また、追いかけられたワンコは、いわゆるストーカー行為として「トラウマ」になることもあります。
こんな時は、「やめなさい」の制止が効きにくいため、飼い主がすぐにリードで繋ぎ興奮が冷めるまで制御してください。
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もし喧嘩になってしまったら!
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先ずは飼い主が大きな声を出さず、慌てず、騒がす、落ち着いて冷静に対応する必要があります。
たとえ普段は、自分の言いつけをよく守るお利口さんのワンコであっても、喧嘩時の異常な興奮状態のワンコに手を出すことはとても危険です。
水道ホースやバケツに汲み置いた水をかけて、ひるんだ隙にリードをかけてお互いのワンコを遠ざけましょう。
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6
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子供に気をつけて!
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子供になれていないワンコにとって、子供は「不可解な動き」や「大声」を出したりする不思議な生き物と写っているようです。
思わぬ事故を招かないよう「大声を出したりしないこと」 「むやみにワンコに触ってはいけないこと」 「しつこくしないこと」を子供に教えてあげてください。
そして、保護者が必ず傍にいてやってください。
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ごほうびは飼い主から!
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多くのドッグランではトラブルを避けるため、トリート(ごほうび)の持ち込みは認めていませんが、当施設ではワンコのトレーニングのために認めています。
ただし、与えるのは「自分のワンコだけ」にしてください。
他の仲間のワンコに与えたい時には、そのワンコの飼い主に渡して、ごほうびは本来の飼い主を経由してあげてください。
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初対面のワンコに対する正しい触り方について
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ワンコの飼い主に「触ってもいいですか?」と確認しましょう
ワンコの性格も様々で、人が怖いワンコ、子供が嫌いなワンコ、問題があるワンコもいますので、確認を忘れないようにしてください。
また、「噛まない?」という聞き方は、飼い主にたいへん失礼ですので、やめましょう。
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A
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ワンコの側面からゆっくり近づきましょう
真正面から近づくのはワンコにとって攻撃を意味することがありますので、側面から近づいて「自分には攻撃する意思がない」ことをアピールしてあげてください。
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B
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いきなり触らずに、しゃがんで、
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立ったまま上から見下ろすと通常ワンコにとって「自分は強いぞ!!」と言っているようなもので、威圧感を感じ、怖がります。
しゃがんで、自分の手をジャンケンのグーの状態にして、甲を下の方から差し出し、ワンコににおいを嗅がせます。
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C
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いきなり頭をなでないで
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頭をなでるとどうしても、手が上から覆いかぶさりますので、ワンコは怖がりますので、においを嗅がせたその手でそっとワンコのアゴ、胸元を撫でてあげましょう。
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D
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大きな声を出さないで
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子供の甲高い声はワンコにとっては気になる騒音です。まして、いきなり大声を出すと、ビックリしてしまいますので、声は小さく、優しい声で話かけましょう。
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