DogRun

安全・安心なワンちゃんプール


 いつも好評いただいています「ワンちゃんプール」が、待望のサンシェード(日よけ設備)を設置して、飼主さんも涼しくワンちゃんのサポートができるようになりました。

☆ プールの広さは超大型犬のニューファンドランドが4〜5頭一緒に泳いでも、まだまだ十分に余裕のある広さがあり、深さは犬の中では体高が高い犬種と言われているアイリッシュウルフハウンドが泳いだ実績があります。

☆ 水質については、ボーリング工事により深井戸を設置したことにより、深層から汲み上げた飲用可能な清潔で豊富な水を、絶え間なく潤沢にプールに注ぐ、「掛け流し方式」で使用していますので、衛生面の安心度は抜群です。

☆ 飼い主さんがプールに入らずにプールの周りから、泳いでいるワンちゃんをサポートし易いように、地上立ち上げ構造のプールですので安全に利用できます。


 県内最初のドッグラン併設のワンちゃんプール
   Dogs Garden PESCA では、ワンちゃん専用の 「 鉄筋コンクリート造り & FRPコーティング仕上げ 」 の本格的なプールを県内ドッグランで初めて設置しました。
 設置のキッカケは、川遊びの時期になると保健所や動物病院でレプトスピラ症の感染に気をつけるよう呼び掛けがされていますが、それでも実際に感染するワンちゃんが後を絶たないとの情報を聞いていました。
 2010年のある日、当園を利用してくださっていたラブラドールの Lくんの飼い主さんが、ワンちゃんを連れずにおいでになったのでお聞きしたところ、レプトスピラ症に感染して病院での治療の甲斐なく、数日で亡くなったとのことでした(涙)
ドッグプール  本当に安全で安心してワンちゃんを水遊びさせるには、水質の管理されたプールが最適ですが、ドッグラン施設にドッグプールを併置しているところは県内には皆無でした。
 そこで、県内のドッグラン施設としては初めて、ワンちゃんプールを設置して、安全で、安心して水遊びができる環境を整備することにしました。

 このような設置の趣旨から、安全で安心してワンちゃんプールをご利用いただくために、衛生が大切ですので、下記 「 プールご利用上の制限とご利用上のご注意 」 のとおりご利用にあたっての注意事項をまとめましたので、ご留意いただくとともに、皆様方の積極的なご協力をお願いいたします。

 潤沢に深層水を 「 掛け流し方式 」 で使用している清潔なワンちゃんプール
   安全で安心して衛生的なプールを利用していただくために、深層から汲み上げた清潔な水を、絶え間なく潤沢にプールに注ぐ 「 掛け流し方式 」 で使用しています ( 循環・ろ過方式などの再生水は使用していません ) ので、衛生面の安心度は抜群です。

 プールご利用上の制限とご利用上のご注意
   安全で安心して、衛生的に使っていただくため、次の点に注意してご利用いただくようお願いいたします。 もし、お守りいただけない場合は、ご利用をお断りすることがあります。
(a)  施設の構造上、プールはドッグラン入場者の付加利用とし、プールのみのご利用はできません。
(b)  プールエリアには、ワンちゃん1頭に飼い主様お1人(プール入場証をつけた方のみ)が、入場できます。
(c)  プールエリアに入る前には、ワンちゃんの排便を済ませ、プール内で不衛生な行動をとらないようワンちゃんを十分監視してください。
(d)  プールに入る前には、必ずワンちゃんの足やお尻などの汚れを洗ってから利用してください。プールエリアから出て、再度プールをご利用いただくときも同様です。
(e)  プールはワンちゃん専用ですので、飼い主様はプール内で、泳いだり水に浸かったりすることは厳禁とさせていただきます。特にプール内スロープはワンちゃん用のため、傾斜が急で滑りやすいので、飼い主様がプール内に入ると事故の原因となる恐れがあります。
(f)  プールご利用後、ドッグランフィールドに戻る前に、タオルドライを必ず行い、水が滴る状態でプールエリアから出ないでください。
(g)  安全で、清潔で、気持ち良くプールが使えるようご利用の皆様方それぞれが、危険、不衛生なご利用をしないよう、安全と衛生面の維持に積極的なご協力をお願いします。
(h)  事故およびトラブル防止については飼い主様の責任で対処してください。施設側は一切の責任を負うことができません。
(i)  その他のプールご利用の規約については、「ドッグスガーデンペスカ施設利用規約」を準用いたします。



【 参考 】 犬のレプトスピラ症
 レプトスピラは人畜共通感染症と呼ばれ、ドブネズミなどの野生動物を自然宿主として、人間も含むほとんどの哺乳類に感染します。
 犬が感染した場合、急性腎不全や急性肝不全の症状を起こし、死亡率の高い病気です。
 感染してから2〜12日後に症状が現れますが、その原因の菌の種類によって症状は異なります。
 カニコーラ型の場合には、40度以上の発熱、激しい嘔吐、血便、蛋白尿など腎炎の症状が出ます。その後、腎炎の程度によりますが重度の場合は、脱水症状や尿毒症を起こし死に至ることがある怖い病気です。
 ワイル型(黄疸型)は、肝臓が侵され、黄疸症状、高熱、衰弱、震え、口唇の出血性疱疹などの症状がでます。急性では数時間から2〜3日で死亡してしまうことがあります。
 なお、レプトスピラに感染しても、特に症状の現れないまま自然治癒するケースもありますが、回復後に長期間、尿とともに菌を排泄して、(いわゆるキャリアとなって)ほかの動物への感染源となります。
 汚染経路は、感染された水や土壌から経口・経皮的に感染するので、予防方法としては、不用意に不潔な土壌、川に入らないことが大切ですが、ワクチン接種することも有効です。
 また、犬レプトスピラの菌の種類は200種類以上あり、そのうち日本で確認されている種類は9種類もありますので、予防については、動物病院で医師に相談してください。
 現実に、私達がプールを設置する決断のキッカケとなったワンちゃんも、レプトスピラのワクチン接種はしていたとのことですが、とても残念なことです。(合掌)